リリー創業ストーリー③ 〜 これからのリリー 〜

リリー創業ストーリー③ 〜 これからのリリー 〜

2022年10月21日

前回前々回と、リリー創業の思い、そこからの歩みについて振り返りました。今回は、ここからリリーが、どのような展望を抱き、どういう風に進んでいきたいと考えているのか、その未来について書きたいと思います。

リリー

次のフェーズへ

私はもともと、「最初の10人が会社の文化を作る。」という、どこかで聞いた話が大事なこととして、記憶に残っていて、リリーの形成したい文化が伝わるように、全てのメンバーが、ものづくりに真摯に向き合い、それがリスペクトされる。そういうことが大事だということを話し続けてきました。

現在、リリーは、エンジニア、クリエイター、デザイナー、また、それを支える多様なメンバーが揃ってきていて、正社員数14名、パート・アルバイト、含めその他4名、という体制になっています。そういう意味では、現在リリーは、10人を超えたメンバーがその話に共感して一緒に仕事をしていて、会社として、地盤となる文化と体制の礎が築かれたところなのだと考えています。

とはいえ、礎が何となく築かれただけであり、リリーはまだ発展途上です。もっと多くの、もっと多様な産業のDXを実現していきたい。そのためには、この礎を大事にしつつも、進化させていく必要がある、そのためには、これからもっと多様なメンバーを受け入れていく必要があると最近は考えるようになってきました。

創業の際に「創造を続ける。」のミッションのもとに掲げた、「エンジニアにフォーカスがあたる会社にする」「やりたいことをする。創りたいのを作る」という理想の実現もまだまだ道半ばです。

「創造を続ける。」ためには成長、進化をし続けることが不可欠です。私自身も会社も。リリーは今、理想を実現していくために、歩みを止めることなく、次のフェーズに向おうとしているところだと感じています。

事業の構想

リリーが取り組むすべての事業は、本質的にこれまでと変わることはありません。技術や体制やサービスの幅を広げて、より多くの要望や要件に答えていけるようにしていきながら、「誰のために何をつくるか?」を大事に考えて、より多くの案件を成功させていきたいと思っています。

共創型開発・DX事業

共創型開発は、リリーの事業の中心であり、リリーが一番真価が発揮できる開発体制のスタイルだと自認しています。これまでも様々な産業のDX化を成功させ、実績を積み上げてきたました。これからも、現場の課題に向き合い、その課題を解決することができる、現場で重宝されるようなシステムやアプリを開発していき、さまざまな産業のDX化の成功事例を作っていきたいと考えています。そして、もっと多様な産業のDX化にもチャレンジしていきたいと思います。

WEB制作・デザイン事業

当初は小規模なホームページ制作が多かったWEB制作事業ですが、現在では、ある程度大規模な事業者様の案件の依頼を受けることも増えてきており、サーバ・インフラ等のMSPサービスなどシステム面も含めた依頼が大半を占めるようになりました。

また、WEB・SNSの広告展開等のWEBマーケティングの相談、ロゴデザインやチラシの作成、動画制作等の相談も受けることも多く、単なるWEB制作だけではなく、WEB周りトータルでリリーを期待していただくことが増えてきました。今後はさらに上流のコンサルティング、ブランディング戦略等、もっと様々な要件に答えられる体制を作っていきたいと考えています。

自社サービス事業

自社サービスについては、すでにリリーとしては、共創型開発を通じて、自社サービスに近い取り組みを行っていますが、様々な産業の方々との接点のなかで、こういうのがあれば役立つかもしれないというものがあれば、そういうSaaSを自社サービスとしてやっていきたいと考えています。

また、toC向けのアプリやサービスも、ユーザーが楽しめそうだったり、面白そうだったりするものを企画して、作っていけたらと考えています。

宇宙ビジネス事業

宇宙ビジネスは、今後間違いなく、新しい技術や情報等とともに発展していく分野であり、それにより、新しいものがどんどん生まれてくる分野だと思っています。今後も宇宙に関することにも着目して、ソフトウェア企業として、様々なシステムやサービスに応用できないか、常にできることはないか、考え続けていきたいと考えています。

また、鹿児島県は、発射場をもつ県として、ハード、ソフト含め宇宙ビジネスに携わってきた企業が存在し、自分達の技術の強みを次の宇宙ビジネスでも活かせないかと思案している企業も多くあります。それらの企業とも積極的に交流し、情報交換も続けたいと思っています。

コミュニティと外部との接点

リリーがここまでの基礎となる礎を築けたのは、当然、現メンバーの力によるものです。一方で外部の方々との接点があったことも大きいと思っています。コミュニティに属することで仲間たちと切磋琢磨することにより成長することができましたし、貴重な出会いもたくさんありました。これからも、コミュニティの文化に対して敬意をもち、積極的に参加して、様々な人たちと出会いたいと思っています。そして少しづつコミュニティに対して恩返しもしていきたいと思っています。

リリーラボの開設

今期に、新しいことを始めることの拠点として、リリーラボというものを開設しました。ここは、リリーのメンバーのサテライトオフィスとして機能している他、様々な外部の方と、もっとフラットに議論するための場としても設定しています。これから、この場所がリリーが新しいことを始める象徴の場となるように、この場所をもっと活用していきたいと考えています。

リリーラボ デスクリリーラボ 会議テーブル

創業ストーリーを書いてみて

リリーのことを知ってもらうために、創業の想いから、歩み、これからまで、と、3回にわたって、リリーのストーリーを書きました。冒頭に書いたとおり、リリーはまだまだ発展途上です。スタートラインから一歩を踏み出しただけです。リリーはこれからも歩みをとめることなく、成長マインドをこれまで以上に持ちながら、引き続き、エンジニア・クリエイターがリスペクトされる文化を形成するような会社にしていきたいと思っています。リリーがここから、どのような会社になっていくか見守っていただければ有り難いです。